母のお雑煮のレシピ

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毎年毎年年末になると実家の母に電話して

ねぇ、お雑煮に何入れるんだっけ?

母は呆れたように

まったく、いつになったら覚えるんだろうね
和胡桃、大根、ごぼう、にんじん、えのき
なめこ、揚げ、なると、、
味付けは出汁、みりん、お醤油はちょっとだ
け、胡桃は山胡桃じゃなきゃダメよ。

母のお雑煮は具だくさんのおすまし系?
母は紅白を見ながら翌日のお雑煮を仕込む。
そして紅白が終わるちょっと前に年越しそば
を茹でて弟と三人で食べる。
父はとっくに沈没して寝てる。

そして12時ちょっと前に家を出て近所の神社
に二年参り。
雪が降る夜は長靴はいて。

最後に母にレシピを聞いた年末は忘れないよ
うにメモを冷蔵庫に止めて置いた。

今年、そのメモが消えかかってる。
PCにメモしとけばよかった。

でも
消えかかったメモを見ていると電話で聞いた
時の状況が蘇ってくる。

そうたしか、電話したのはキッチン。
冷蔵庫の中身を確かめながら聞いてた。
ああ、でも、毎年同じ行動してたからそれが
あの時だったのかどの時だったのか、、、、
ま、毎年だから一緒か。

私の主婦力は一向に進化せずむしろ退化?

未だにちょうちょ結びはできないし、裁縫は
ボタン付けだけ辛うじてやる。
元々針に穴を通すのが苦手だったのに今では
老眼でもっと通せない。

焼き魚は母が魚の骨を取って小皿に入れてく
れたので未だに骨を上手に取れない。
いい年なのに。
でも息子は私が小骨を取ってあげなかったか
ら自分で上手に取れるようになった。
正に反面教師。

冷蔵庫のお雑煮のレシピの文字は来年の年
末にはもっと薄くなってることだろう。

でも上からボールペンで書き直せない。
書き直したら母と話したあの時が消えるよう
な気がして。
このまま薄い文字のままで母とのあの時を
封印しておこう。

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