さっき、なんとなくPCのメールボックスを開いたら
チャイルドドクター・ジャパンからメールが着ていた。
ケニアのスラム街に住む慢性疾患を持つ子供の医療費の支援をしている。
ニクソン君とロビンソン君のふたり。
もう10年くらい支援しているニクソン君からの手紙だった。
たいがい、両親のどちらかか、担当するスタッフがニクソン君の
日頃の様子を伝えてくれている。
写真と一緒に。
内容は翻訳ボランティアの方が日本語にしてくれている。
私からのニクソン君への返事も翻訳してくれる。
クリニックのスタッフからのメールだった。
ニクソン君が突然発作を起こし亡くなったという。
え?
前回の手紙では元気な様子だったのに?
ショックで。。。
この10年、手紙(メール)や写真だけの交流だったけど
ケニアに遠い親戚の子がいるような感覚だった。
病院に診察に来た時にスタッフが撮ったニクソン君の顔は緊張気味。
スタッフが自宅を訪問した時はリラックスして時々は笑顔だった。
スラム街にある自宅での写真を見るとびっくりするくらい貧しい。
でも両親の手紙を読むと彼が愛されているのがよくわかった。
自分たちだってコロナで外出制限されて大変なのに
路上での物売りもできないのに
日本のコロナはどうなのか、私は元気なのか
心配してくれていた。
日本円にしたらたいした金額の支援じゃないのに
もったいないくらいいつも感謝してくれた。
身に余る、余り過ぎる感謝が毎回綴られて。
こんないい加減な私に。
銀行のお任せ振込に登録しているから毎月支援金を忘れずに継続できただけなのに。
ああ、毎回手紙に返事をちゃんと返せばよかった。
ともかく
もう、ニクソン君の冥福を祈るしかない。